当院は発熱の患者さまも制限なく診察いたします。
感染症
感染症とは、病原体（＝病気を起こす小さな生物)が体に侵入して、症状が出る病気のことをいいます。 病原体は大きさや構造によって細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などに分類されます。 病原体が体に侵入しても、症状が現れる場合と現れない場合とがあります。
風邪
風邪の正式な症状名は、「風邪（かぜ）症候群」で、鼻やのどに生じる急性炎症の総称になります。 主にウイルスが粘膜から感染して炎症を起こすため、のどの痛み、咳、痰、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、発熱などの症状を招きます。
ただし、風邪であれば通常は数日で治ります。治療としては、症状を和らげる対症療法薬を上手に使いながら、身体が自分の力で治るのを待ちます。
インフルエンザ
インフルエンザも風邪症候群のひとつですが、こちらの場合は、インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。同ウイルスに感染すると1～3日程度の潜伏期間を経て発症し、全身の症状として38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などが現れる他、のどの痛み、鼻水、咳、小児の場合は痙攣や中耳炎、稀ではありますが急性脳症を発症します。
また、高齢者や糖尿病などの基礎疾患を持つ方では肺炎を併発するなど、重症化する場合があるので注意が必要です。
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
コロナウイルス感染症は以前からある感染症です。これまで人に感染するコロナウイルス感染症は6種類知られていました（新型コロナウイルスで7種類目となります）。
新型コロナウイルス感染症の初期症状は年齢によっても微妙に違いますが、感染した人の約半数に「発熱・せき・頭痛」などの症状が認められ、約5人に1人「のど痛・下痢」の症状が現れます。
また、喫煙者や高齢者、糖尿病などの基礎疾患を持つ方では肺炎を併発するなど、重症化する場合があるので注意が必要です。
その他、このような病名の可能性があります。
- 扁桃炎
- 副鼻腔炎
- 膀胱炎、尿路感染症
- 胃腸炎や虫垂炎など
- 熱中症
- 咳喘息
042-497-8608
