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optional-vaccination自費ワクチン

自費ワクチンは定期接種の対象外となる方や、より広範囲な感染症予防を希望される方を対象とした予防接種サービスです。

海外渡航、職業的な感染リスク、年齢による免疫力低下など、個々の患者様の状況に応じた感染症予防を目的としています。

予防医学の分野においても豊富な知識を有しており、安全で効果的なワクチン接種を提供しています。

自費ワクチンでは保険適用外のワクチンや、定期接種の期間を過ぎた場合の追加接種、海外渡航のための特殊なワクチンなど、患者様の多様なニーズに対応しています。

科学的根拠に基づいた適切な接種により、様々な感染症から身を守ることができます。

感染症予防や海外渡航に関するワクチン接種をご希望の方は、お気軽に当院にご相談ください。

取り扱い自費ワクチン

  • A型肝炎ワクチン
  • B型肝炎ワクチン
  • 帯状疱疹ワクチン
  • 肺炎球菌ワクチン
  • 破傷風ワクチン
  • 百日咳ワクチン(3種混合)
  • 髄膜炎ワクチン
  • 狂犬病ワクチン
  • インフルエンザワクチン
  • コロナウイルスワクチン
  • RSウイルスワクチン
  • 海外渡航用ワクチン各種
  • 職業感染予防ワクチン
  • 免疫不足者向けワクチン
  • 追加接種・補強接種
  • ワクチン接種証明書発行 など

B型肝炎

B型肝炎ワクチンは慢性肝炎、肝硬変、肝がんの原因となるB型肝炎ウイルス感染を予防する重要なワクチンです。

医療従事者、介護職員、海外長期滞在者など感染リスクの高い方に特に推奨されます。

成人では3回接種により確実な免疫獲得が可能で、長期間にわたって感染を防ぐことができます。

接種スケジュールは初回接種、1か月後、6か月後の計3回で、接種完了後は抗体価測定により免疫獲得を確認します。

抗体価が不十分な場合は追加接種を検討します。

職業的な曝露リスクがある方では定期的な抗体価測定と必要に応じた追加接種により、長期的な感染予防を図ります。

副反応は軽微で、接種部位の発赤や軽度の発熱程度です。

妊娠中でも安全に接種でき、母子感染予防にも効果的です。

血液や体液に触れる機会の多い職業の方には、職業感染予防として接種を強くおすすめします。

帯状疱疹

帯状疱疹ワクチンは水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化による帯状疱疹を予防するワクチンです。

50歳以上では加齢とともに免疫力が低下し、帯状疱疹の発症リスクが高まります。

帯状疱疹後神経痛という長期間続く痛みを予防する効果もあり、生活の質向上に大きく寄与します。

生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

生ワクチンは1回接種で簡便ですが、免疫抑制状態の方には使用できません。

不活化ワクチンは2回接種が必要ですが、より高い予防効果と持続期間が期待でき、免疫抑制状態の方にも使用可能です。

接種により帯状疱疹の発症率を大幅に減少させ、発症しても症状を軽減できます。

特に糖尿病や慢性疾患をお持ちの方、免疫力低下が懸念される方には積極的な接種をおすすめします。

肺炎球菌

成人用肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎や侵襲性感染症を予防するワクチンです。

65歳以上の高齢者や慢性疾患をお持ちの方では、肺炎球菌感染により重篤化するリスクが高く、ワクチン接種による予防が推奨されています。

当院では、最新の20価肺炎球菌結合型ワクチンである「プレベナー20」を採用しております。

プレベナー20は、20種類の肺炎球菌血清型をカバーしており、従来のワクチンよりも幅広い予防効果と長期的な免疫の持続が期待できます。

COPD・心疾患・糖尿病・腎疾患などの基礎疾患をお持ちの方にも広く推奨されているワクチンです。

患者様の年齢や基礎疾患の状況、過去の肺炎球菌ワクチンの接種歴などをふまえ、適切な接種をご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。

破傷風

破傷風ワクチンは土壌中に存在する破傷風菌による感染を予防するワクチンです。

破傷風は外傷部位から菌が侵入し、神経毒により筋肉の痙攣や呼吸困難を引き起こす致死率の高い感染症です。

適切なワクチン接種により確実な予防が可能で、外傷リスクの高い職業の方や海外渡航者に推奨されます。

基礎免疫として3回接種を行い、その後は10年ごとの追加接種により免疫を維持します。

外傷を受けた際は、最後の接種から5年以上経過している場合に追加接種を検討します。

園芸や農作業など土に触れる機会の多い方、建設業や製造業など外傷リスクの高い職業の方には定期的な接種をおすすめします。

ワクチンの効果は長期間持続し、適切な接種により破傷風の発症をほぼ完全に予防できます。

副反応は軽微で、接種部位の軽度の腫れや発赤程度です。

妊娠中の接種も可能で、新生児破傷風の予防にも効果的です。

百日咳(3種混合)

3種混合ワクチンはジフテリア、百日咳、破傷風を予防するワクチンで、成人の百日咳予防に重要な役割を果たします。

成人の百日咳は長期間続く咳が特徴的で、乳児への感染源となるリスクがあります。

特に妊娠中の女性や乳児と接触する機会の多い方には接種が推奨されます。

成人では単回接種により免疫を強化でき、妊娠中の接種により母体の抗体が胎児に移行し、新生児の百日咳予防効果も期待できます。

医療従事者、保育士、教育関係者など乳幼児と接触する職業の方には職業感染予防として有効です。

百日咳は成人では診断が困難な場合が多く、知らずに乳児に感染させるリスクがあります。

ワクチン接種により家族内感染を防ぎ、重篤な合併症を起こしやすい乳児を守ることができます。

髄膜炎

髄膜炎菌ワクチンは髄膜炎菌による侵襲性感染症を予防するワクチンです。

髄膜炎菌性髄膜炎は急激に進行し、治療が遅れると重篤な後遺症を残したり死に至ったりする可能性があります。

集団生活の場での流行リスクがあり、寮生活や海外留学を予定している方に特に推奨されます。

4価髄膜炎菌ワクチンは主要な4つの血清群(A、C、Y、W)をカバーし、1回接種で効果を発揮します。

アフリカや中東など髄膜炎ベルト地域への渡航者には接種が強く推奨され、一部の国では入国要件となっています。

大学寮や軍隊など集団生活環境でも接種が推奨されます。

ワクチンの効果は高く、対象血清群による髄膜炎菌感染症をほぼ完全に予防できます。

副反応は軽微ですが、接種部位の疼痛が比較的多く見られます。

海外渡航の際は出発の2週間前までに接種を完了することが推奨されます。

狂犬病

狂犬病ワクチンは狂犬病ウイルス感染を予防するワクチンで、海外渡航者や獣医師などの職業的リスクがある方に重要です。

狂犬病は発症すると致死率がほぼ100%の極めて危険な感染症で、日本は狂犬病清浄国ですが、海外では依然として存在します。

予防接種により確実な感染予防が可能です。

曝露前予防として3回接種(0日、7日、28日)を行い、高リスク地域滞在中は抗体価の確認と追加接種を検討します。

犬や野生動物との接触リスクが高い地域への長期滞在者、獣医師、動物関連の研究者には予防接種を強くおすすめします。

曝露後は速やかにワクチン接種を開始する必要がありますが、予防接種を受けている場合は接種回数を減らすことができます。

海外で動物に咬まれた場合の対応についても事前に説明し、緊急時の適切な行動をお伝えします。

インフルエンザ

インフルエンザワクチンは、季節性インフルエンザを予防するための有効な手段です。

毎年流行が予想されるウイルス株に対して作製され、接種により感染や重症化の予防が期待できます。

特に高齢者・慢性疾患をお持ちの方・妊婦・医療従事者には接種が推奨されています。

毎年10月頃から接種を開始し、流行期前の免疫獲得をめざします。

ワクチンの効果は接種後2週間程度で現れ、約5か月間持続します。

接種回数は年齢によって異なり、13歳未満のお子様は2回接種(2〜4週間隔)、13歳以上は原則1回接種となります。

65歳以上や免疫機能が低下している方については、医師にご相談ください。

ワクチン株と流行株が一致した場合の予防効果は高く、一致しない場合でも重症化予防効果が期待できます。

ご家族全員での接種により、ご家庭内での感染拡大の予防にもつながります。

コロナ

新型コロナウイルスワクチンは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発症予防と重症化防止を目的とするワクチンです。

mRNAワクチンやウイルスベクターワクチンなど複数の種類があり、いずれも高い予防効果が確認されています。

変異株に対応した更新ワクチンも開発され、継続的な感染予防が可能です。

基礎免疫として2回接種を行い、その後は追加接種(ブースター接種)により免疫を維持します。

高齢者や基礎疾患を有する方では、より頻回の追加接種が推奨される場合があります。

職域接種や個別接種により、患者様の都合に応じた接種が可能です。

ワクチン接種により感染予防効果に加えて、感染した場合の重症化や死亡を大幅に減少させることができます。

社会活動の正常化と医療体制の維持にも重要な役割を果たし、集団免疫の形成により感染拡大防止に寄与します。

RSウイルス

RSウイルスワクチンは呼吸器合胞体ウイルス(RSV)による重症呼吸器感染症を予防するワクチンです。

RSウイルスは乳幼児の細気管支炎や肺炎の主要な原因ウイルスで、特に生後6か月未満の乳児や早産児では重症化しやすい特徴があります。

また、高齢者や慢性呼吸器疾患を有する方でも重篤な呼吸器症状を引き起こすことがあります。

妊娠後期(妊娠28週以降)の妊婦への接種により、母体で産生された抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、出生後の乳児を生後6か月程度までRSウイルス感染から守ることができます。

60歳以上の高齢者向けワクチンも利用可能で、重症化リスクの高い方の感染予防に有効です。